海外主要国の酒税と日本との比較 扉へ

 諸外国の酒税の実態について、それぞれの歴史的経緯、風土、飲酒習慣などを無視して一概に論ずることは適切とはいえないかもしれません。しかし、日本の酒税制度と対比してその特徴を挙げれば、次のとおりです。
1. 日本のビール酒税は国際的に比較して極めて高く、突出しています。
2. 諸外国においても酒類には比較的高率の税負担を求めていますが、おおむね蒸留酒には高い税率、ビールやワインには低い税率が標準となっております。
 ビールはアルコール分の低い健康的な飲料であり、諸外国では国民の適正飲酒の推進という観点から、酒税制度上の配慮が広く行われているといえます。日本では醸造酒であるビールにアルコール分1度当たりで、蒸留酒より高い酒税を課しており、異例な状況であるといえます。

主要国におけるアルコール分1度当たりのビール酒税額指数
(蒸留酒を100とした場合の指数)