家族や友人、あるいは職場の仲間との語らいの中でビールを飲むことは楽しいものです。ビールは嗜好飲料であって薬ではありませんが、単なる飲み物として飲まれてきたのではないことは、昔からのさまざまな例をみても明らかです。 例えば古代のバビロニアやエジプトでは神に捧げる神聖な飲み物であり、流行病の予防や薬としても用いられました。エジプトでは「液体のパン」といわれていました。また、中世ドイツでは、ビールスープにして、人々の栄養源となっていました。これは、今日でも家庭料理として生き続けています。日本でもビールは明治の初期には薬屋で売られていたことをみても、以前から人々がビールの効用について重視していたことは明らかでしょう。