女性の体は、男性に比べて体脂肪量が多いため体内の水分量が少なく、同じ体重・同じ飲酒量であっても血中アルコール濃度が高くなります。またアルコールの分解速度も平均すると男性の3/4程度しかありません。
あくまで平均値であり、個人差があります。
厚生労働省によると、1日当たりの純アルコール摂取量が、成人女性で20g以上の飲酒を続けると、様々な健康問題のリスクが高まると言われています。
継続的にお酒を飲み続けた場合、女性にとって生活習慣病のリスクが高まる量/1日
- ビール・チューハイ(Alc. 5%)
- 500ml以上(ロング缶1本)
- ワイン(Alc.12%)
- 180ml以上(グラス1.5杯)
- 日本酒(Alc.15%)
- 180ml以上(1合)
個人差があるので、あくまで目安です。
妊娠中の方には早産・流産、分娩異常のリスクが高まります。また赤ちゃんには発達障害、胎児性アルコール症候群等※のリスクがあります。
妊婦の飲酒でアルコールが胎盤を通過して、胎児に発育遅滞や器官形成不全などを生じること。