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BCOJ 国際技術委員会
 
   国際技術委員会は、ビール酒造組合の中に設置され、ビール醸造に関わる分析法の統一、製造技術交流による科学的・技術的研究の促進および同じ目的の国内外組織との協働を目的としています。
 その活動のあらましをご紹介いたします。
 
     
 
 
     
  1.国際技術委員会設立までの経緯
2.目的
3.組織
4.各委員会の活動
5.これまでの主たる活動
6.国内外組織との関係
7.2010年の活動
8.年次大会
9. WBC2008 (World Brewing Congress) へのBCOJ協賛
 
 
  1.国際技術委員会設立までの経緯  
    ビール分析法の統一を目的とする組織(協会)としてアメリカではAmerican Society of Brewing Chemists(略称:ASBC)が、ヨーロッパでは、European Brewery Convention(略称:EBC)が設立されており、これらで採用された分析法は現在でもビール業界内で確固たる権威を有しています。過去、日本にはそれらに相当する組織は存在しませんでしたが、80年代に入り日本のビール技術者の水準が高まり、国際学会でレベルの高い技術発表がなされ、ASBC・EBCより日本のビール技術団体との公式な関係を持ちたいとの要望が強くなってきました。この様な働きかけと共に、我が国のビール各社の間に、ビール分析法を統一し、お互いのコミュニケーションを図ろうとする気運が高まり、1982年ビール酒造組合(略称BAJ:Brewers Association of Japan)内部に「技術委員会」が設置され、日本でのビール分析法の統一作業が開始されました。1990年にはその成果として「BAJビール分析法」が出版されました。その後、技術委員会は国際的な活動をより強化し、経常的なものにするために1992年「国際技術委員会(略称BCOJ:Brewery Convention of Japan)」と改組され現在に至っています。  
 
  2.目的  
  (1)ビール醸造及び関連産業に於ける原料、資材、生産物を評価するための分析法の統一
(2)ビール製造技術者相互交流による科学的、技術的研究の促進
(3)同様の目的を持つ他の国外及び国内の組織との協働
 
 
  3.組織  
 
ビール酒造組合 Brewers Association of Japan
 

国際技術委員会  Brewery Convention of Japan
 
   

 
4.各委員会の活動  
  ボード委員会  
  ・年次計画の策定
・予算案の決定
・各委員会の立案する活動方針の承認 その他、重要事項の検討決定
 
   
  事務局  
  ・委員会活動の円滑な遂行の支援
・委員会活動に伴う年間予算の立案・管理
・海外のビール製造関係団体等との交流に関わる業務
 
   
  分析委員会  
  ・分析的業務の組織化と管理(国内リングアナリシスの実施)
・ASBC・EBCとの国際分析法に関する業務 その他、国際リングアナリシスへの積極的参加
 
   
  プログラム委員会  
  年次大会の企画と実施
   年次大会では、その年にASBC、EBC 大会等海外のビール学会で報告した口頭・ポスター発表を英語にて再演しています。なお、1995年より日本醸造協会誌に本会の開催案内(演題 公募を含む)を掲載し、公開しています。
・講演会等の企画と実施
 
 
  5.これまでの主たる活動  
  ・ BCOJ共同実験(リングアナリシス)の実施(1986年〜 )
・ Annual Reportの作成と、ASBC・EBCへの配布(1989年〜 )
・「BAJビール分析法」の出版(1990年) 
・ ASBC・EBCリングアナリシスへの参加(1990年〜 )
・ 年次大会の開催(1991年〜 )
・「BCOJビール分析法」の出版(1996年)
・「BCOJビール分析法(改訂版)」の出版(1998年)
・ 還元型イソα酸標準品国際検討委員会への参加(1998年〜 )
・「BCOJ微生物分析法」の出版(1999年)
・「醸造物の成分」のビール編の執筆(1999年)
・「BCOJ官能評価法」の出版(2002年)
・「ビールの基本技術」の出版(2002年)
 
   
  書籍の紹介  
 
改訂BCOJビール分析法 BCOJ微生物分析法 BCOJ官能評価法 ビールの基本技術
改訂BCOJ
ビール分析法
BCOJ
微生物分析法
BCOJ
官能評価法
(2002年3月15日発刊)
ビールの基本技術
(2002年3月15日発刊)
 
 
  ・上記書籍名をクリックすると、書籍の内容・目次・金額がご覧になれます。
・「BCOJ官能評価法」は目次から評価シートがダウンロードできます。
・書籍購入希望の方は財団法人 日本醸造協会にお申込みください。
・出版・販売:財団法人 日本醸造協会(TEL 03-3910-3853、FAX 03-3910-3748)
・購入は日本醸造協会のホームページからも可能です。日本醸造協会のホームページはこちら です。

イソ化ホップα酸国際標準品についての情報
  プレスリリース 112KB
 
 
  6.国内外組織との関係  
  ASBCとの関係

 1983年にASBCと酒造組合との間に、「リエゾン契約(Official Technical Liaison)」が締結され、互いの年報・議事録の交換等を行っています。また、1998年にはBCOJとASBC間で協働契約(Cooperative Agreement)が締結されました。この協働契約の中には「互いの議長と分析委員長を大会(年次大会)に招待する」「BCOJのAnnual ReportをASBC Newsletterに掲載する」旨が明記されています。2005年のBCOJ年次大会には、ASBC議長であるDr.Caseyが来場され、種々の情報を交換すると共に、懇親会においてスピーチを頂きました。2006年のASBC大会にはBCOJから大河内議長が参加しRecognition Luncheonでスピーチを行っています。

EBCとの関係

 EBCとは従来から互いの年報・議事録の交換を行っていたが、2001年5月に交流を更に深めるため、ASBCとの協働契約と同様の「パートナーシップ宣言」を締結しました。2003年11月のBCOJ年次大会にEBC議長のMr.Vesely、事務局長のMs.Wijngaardenが来賓として参加され、懇親会でスピーチを頂きました。また、2005年には5月のEBC大会にBCOJから議長をはじめ20名が参加しました。

ASBC・EBCとのInternational Anlytical Methods(IM法)の取り組み

 2006年にASBC・EBCとBCOJとの間に、分析法の国際化標準構築に向けてInternational Anlytical Methods(IM法)に関する契約が締結されました。3団体のうちのいずれかが既に分析法として確立しているものを他の団体がリングアナリシスを成立させた場合、IM法として国際標準法になり得るというものです。また、新規分析法のリングアナリシスに2団体以上が参加して成立させた場合も、IM法として国際標準になり得ることになっています。その場合、1団体から2ラボ以上参加すれば、その団体独自の分析法としても良いことになっています。

ビール酒造組合会員会社と日本の地ビール会社との関係

 日本では1994年4月に規制緩和による醸造規模の見直しの結果(最低醸造高2000KL/年→60KL/年)、12月に初めてマイクロブルワリー、いわゆる地ビール会社が設立されています。翌年7月には「日本地ビール協会」および「日本マイクロブルーワーズ協会」が結成され、更に1999年3月に、約半数の121社が加盟した「全国地ビール醸造者協議会」が設立されました。
 ビール酒造組合は上記の協会および協議会には加盟しておりません。国際技術委員会は国税局や保健所からの問い合わせに応えるべく、「BCOJビール分析法」、「BCOJ微生物分析法」を出版しましたが、これらの分析法は品質・微生物管理に携わる関係者の技術向上にも寄与していると思われます。
 
 
  7.2010年の活動  
  役員
  国際技術委員   議長 執行 達朗 サッポロビール(株)
    福井 宣之 サントリー酒類(株)
    野中 淳一 キリンビール(株)
    笹本 武志 アサヒビール(株)
    金城 正吉 オリオンビール(株)
  事務局長 神田 一 サッポロビール(株)
  分析委員会委員長 原山 耕一 アサヒビール(株)
  プログラム委員会委員長 村上 敦司 キリンビール(株)
  ビール酒造組合担当者 森永 誠之  
 
     
 
Fukui
Fukui
Nonaka
Sasamoto
Kinjyo
Kinjyo
Kinjyo
Kinjyo
執行 達朗
福井 宣之
野中 淳一
笹本 武志
金城 正吉
神田 一
原山 耕一
村上 敦司
 ※写真をクリックすると拡大します。  
 
     
  活動内容
・国際技術委員会
  (1) 4回のボード委員会を開催予定(4・9・11・12月)
(2) 海外関連団体(ASBC・EBC)との協働
(3) BCOJ年次大会の開催
・分析委員会
 

(1) 5回の委員会を開催予定(1・3・4・7・10月)
(2) BCOJビール分析法の整備
(3) 海外組織(EBC・ASBC)の分析委員会、技術委員会への参加、ならびにコラボレイティブテストの
  国際協力
(4) 2009年活動報告の公開
  ・ 新設分析法を日本醸造協会誌に掲載

  ・プログラム委員会
  (1) 5回の委員会を開催予定(2・3・7・10・12月)
 
8. 年次大会
 
開催日  平成22年11月
会場 星陵会館 東京都千代田区永田町2-16-2
TEL 03-3581-5650
本年度年次大会の詳細は、今後当ホームページに掲載予定です。
 
9. WBC2008 (World Brewing Congress) へのBCOJ協賛
 
お陰様で無事、終了しました。次回のWBC2012にも、BCOJは協賛致しますので、ご期待願います。
大会ホームページ : http://www.worldbrewingcongress.org/
   
 
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